FXで日をまたぐと何が起きる?|スワップ・評価損益・必要証拠金の変化を整理

FXで日をまたぐと何が起きる?|スワップ・評価損益・必要証拠金の変化を整理

ポジションを翌日に持ち越すと、スワップの発生、評価損益の変動、必要証拠金や維持率の変化、スプレッド拡大やメンテ時間の影響などが絡む。初心者が「増えた/減った」に驚きやすいポイントを、持ち越し前の確認順としてまとめる。

日をまたぐと何が起きる?|金利・評価・必要証拠金の変化

日をまたぐと起きることは決まっている。事前に知っていれば驚かない

FXで「日をまたいだら損益が変わった」「急に増減した」と感じるのは、だいたい次の理由です。

  • スワップ(受け取り/支払い)が発生する
  • 評価損益(含み損益)がレートで変わる
  • 必要証拠金・維持率が動く
  • 時間帯によってスプレッドが広がる

結論:持ち越しは「知らないと不安」「知っていれば普通」です。日をまたぐ前に確認するポイントを決めておけば、焦りが減ります。

日をまたぐ=「翌日にもポジションを持つ」こと

いわゆる持ち越し(オーバーナイト)です。

デイトレで当日決済するのに慣れていると、翌日に持つだけで不安になりがちです。

持ち越し自体が悪いわけではありません。
ただし、持ち越しには追加で考えるべき要素が増えます。

① スワップが発生する(受け取り/支払い)

日をまたぐと、スワップが発生します。

  • 受け取れる場合もある
  • 支払う場合もある
  • 買いと売りで条件が違う
  • 口座・時期で変わる

「プラスのはず」が通用しないこともあります。持ち越すなら、その時点のスワップを確認します。

② 評価損益(含み損益)は、翌日のレートで普通に変わる

これは当たり前ですが、持ち越しで一番効くのはここです。

スワップよりも、レートの動きの方が影響が大きい場面が多いです。

持ち越しは「値動きリスクを翌日に持つ」ことです。
スワップで少し得しても、レートの逆行で簡単に消えることがあります。

③ 必要証拠金・維持率が変わる(気づいたら危険、を防ぐ)

レートが動けば、含み損益が変わります。

含み損益が変わると、有効証拠金が変わります。

結果として、維持率が動きます。

  • 逆に動く → 有効証拠金が減る → 維持率が下がる
  • 下がりすぎる → ロスカットに近づく

持ち越し前に「このくらい逆に動いたら危ない」を想定しておくと、翌日に慌てにくいです。

④ 時間帯によってスプレッドが広がりやすい

持ち越し前後は、時間帯によってスプレッドが広がりやすくなります。

  • 参加者が少ない時間帯(薄い時間)
  • 指標・ニュース前後
  • 週明け直後

持ち越し前に「広がりやすい時間に成行で入らない」だけでも、余計なコストが減ります。

⑤ メンテ時間・取引時間の影響(注文が通りにくい時がある)

口座によっては、日付の切り替え周辺でメンテが入ることがあります。

その間は注文が通りにくかったり、表示が止まったりすることがあります。

持ち越す場合は、「いまメンテ時間に近いか」を一度確認しておくと、翌日の混乱が減ります。

持ち越し前チェックリスト(これだけで不安が減る)

  • いまのスワップ(買い/売り)を確認した
  • 逆指値(または撤退基準)が入っている
  • 維持率に余裕がある
  • 薄い時間帯・指標前後ではない
  • メンテ情報を確認した

持ち越すかどうかは「勝てそう」より、「不安が残っていない」で決める方が事故が減ります。

初心者向け:持ち越しでやりがちな失敗

  • 逆指値なしで寝る(翌朝に崩れる)
  • 維持率を見ない(気づいた時に遅い)
  • スワップだけ見て安心する(値動きで消える)
  • 薄い時間に成行で入ってコスト負けする

持ち越しは「安全装置(逆指値)」と「維持率チェック」が揃って初めて安定します。

最後に:持ち越し時に必要な情報が見やすい口座だと安心できる

持ち越しで困るのは、スワップ・維持率・メンテ情報が見つからない時です。

必要な数字が一画面で見える口座だと、翌日の判断が楽になります。

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