注文が消えた?まずは「有効期限」を疑うのが最短
指値や逆指値を入れたのに、こうなることがあります。
- 注文が見当たらない
- 昨日入れたはずの注文が消えている
- 週明けに注文が無い
多くの場合、原因は「有効期限」です。
注文には「いつまで有効か」の設定があり、期限を過ぎると失効(無効)します。
有効期限とは?「成立するチャンスがある期間」のこと
有効期限は、注文が待機する期限です。
期限内に価格が届かなければ、注文は成立せずに終わります。
成行注文はすぐ成立するので、期限を意識しにくいです。
一方、指値・逆指値・条件注文は「待つ」ので、期限が効いてきます。
よくある期限の種類(口座で呼び方は違う)
| 期限の種類 | 意味 | よく起きること |
| 当日 | その日の取引時間内だけ有効 | 翌日には消える |
| 週末まで(週末・今週末) | 週の終わりまで有効 | 週明けに消えている |
| 無期限 | 取り消すまで有効(※制限がある口座も) | 消えにくいが管理が重要 |
| 日時指定 | 指定した日時まで有効 | 日時を過ぎると失効 |
「当日」になっているだけで、翌日に注文が無いのは正常です。
まず、期限が当日になっていないか確認します。
「注文が消えた」と感じる典型パターン
パターン①:指値を当日で入れていた
結論:当日期限なら正常です。翌日も待ちたいなら、期限を「無期限」や「日時指定」に変える必要があります。
パターン②:週末までにしていて、週明けに消えた
- 金曜に入れた注文が、月曜に無い
- 週末の扱いが口座によって違う
結論:週末期限なら正常です。週をまたぐなら「無期限」か、改めて入れ直す運用が必要です。
パターン③:条件注文(IFD/IFO/OCO)の期限が短い
- 入口(新規)が成立しないまま期限切れ
- 何も起きずに終わる
条件注文は「入口が成立しないと出口も出ない」ので、期限切れに気づきにくいです。注文一覧で期限を見ます。
確認順テンプレ:注文が無い時にどこを見る?
- 注文一覧の表示タブを確認(未約定/履歴/条件注文)
- 未約定に無ければ、履歴で「失効」になっていないか確認
- 注文詳細で「有効期限」を確認
- 日時が過ぎていないか、週末期限になっていないか確認
- 条件注文なら「入口(新規)が成立したか」も確認
まず「未約定」と「履歴」を分けて見ます。履歴に失効が残っているのを見つけられれば、原因はほぼ確定します。
期限ミスを減らす運用ルール(初心者はこれだけでOK)
- 指値・逆指値を入れるときは、期限を必ず確認してから確定
- 翌日以降も待つなら「無期限」または「日時指定」にする
- 週末をまたぐ注文は、週明けに必ず注文一覧を確認する
- 条件注文(IFD/IFO)は、期限が短くなりがちなので注意する
期限の確認は、確認画面で必ず見ます。数量と方向だけ見て確定すると、期限で意図せず消えます。
よくある質問:無期限にしておけば安心?
無期限は便利ですが、放置すると混乱の原因にもなります。
- 古い注文が残っていて、意図せず成立する
- 複数の注文が混ざって、何の注文か分からなくなる
おすすめ:初心者は「無期限にするなら、注文一覧を毎日1回確認する」をセットにします。確認しないなら、期限を短くして“都度入れ直す”方が安全なこともあります。
最後に:期限表示が分かりやすい口座だと、ミスが減る
口座によって、期限の表示や選択肢が分かりやすい/分かりにくい差があります。