アラートは“張り付き”を減らす道具。焦りを減らす効果が大きい
FXでよくある失敗のひとつが、チャートを見続けてしまうことです。
- 見ているうちに入りたくなる
- 小さな上下で気持ちが揺れる
- 結果として、判断が雑になる
結論:価格アラートを使うと「必要な時だけ見る」ができ、判断の質が安定します。初心者ほど効果が出やすい設定です。
価格アラートとは?できることはシンプル
価格アラートは「指定した価格に来たら通知する」機能です。
- 指定価格に到達 → 通知
- 上に抜けた/下に抜けた時だけ通知(アプリによる)
- 複数の価格に設定できる(上限/下限など)
難しい分析機能ではありません。通知で“見るタイミング”をコントロールする仕組みです。
初心者がアラートを使うと得をする場面
- チャートを見る時間を減らしたい
- 「この価格になったら考える」を実行したい
- 損切りラインに近づいたら気づきたい
- 重要な節目に来たら確認したい
アラートを使うと「今すぐ動く必要がない時間」が増えます。これが焦りを減らします。
アラートを置く場所の考え方(迷わない基準)
アラートは、目的に合わせて置きます。初心者は次の3タイプが分かりやすいです。
| 目的 | 置く場所 | 意味 |
| 節目を知らせる | キリの良い価格(例:150.00) | 意識されやすい所 |
| 直近の高値/安値 | さっきの高値・安値の少し外 | 動きが出たら気づく |
| 危険に気づく | 逆指値の少し手前 | 慌てず準備できる |
「この価格に来たら考える」を作れると、無駄な取引が減ります。
初心者向け:おすすめアラート3点セット
迷ったら、まずこの3つから始めると使いやすいです。
- ① 上側の節目(直近の高値付近 or キリ番)
- ② 下側の節目(直近の安値付近 or キリ番)
- ③ 危険アラート(逆指値の少し手前)
これで「上に動いた」「下に動いた」「危険が近い」が分かります。鳴りすぎない範囲で十分です。
アラート設定の基本手順(ほぼどのアプリでも同じ)
口座によって名称は違いますが、流れは共通です。
- チャート(またはレート一覧)を開く
- 対象の通貨ペアを選ぶ
- 「アラート」「通知」「価格通知」などを開く
- 価格を入力する(上側/下側)
- 必要なら条件を選ぶ(到達/上抜け/下抜け等)
- 保存する
- 通知設定(スマホ側)もONになっているか確認する
アプリで設定しても、スマホ本体の通知がOFFだと届きません。ここが一番の落とし穴です。
よくある失敗①:鳴りすぎて無視するようになる
アラートを増やしすぎると、通知が騒がしくなり、結局見なくなります。
- 小さな値動きにも全部反応させる
- 複数通貨に大量に設定する
- 達成後に消し忘れる
対策:最初は3つまで。達成したら消す。増やすのは「必要になってから」です。
よくある失敗②:鳴らない(通知が来ない)
アラートが鳴らない時は、だいたい原因が決まっています。
| 原因 | 症状 | 確認 |
| スマホ通知がOFF | 一切届かない | 端末設定→通知→アプリ |
| アプリ内通知がOFF | 設定したのに来ない | アプリ設定→通知 |
| 到達条件の設定ミス | 価格に来たのに鳴らない | 到達/上抜け/下抜けの条件 |
| 設定した価格が違う | そもそも到達してない | 桁・小数点・通貨ペア |
まずは「スマホ側の通知」「アプリ側の通知」を確認。それでもダメなら条件と価格を見直します。
アラートと注文は別物(ここを混同しない)
初心者がやりがちなのが「アラートを入れたから安全」という勘違いです。
- アラート:知らせるだけ(自動で売買しない)
- 指値/逆指値:条件になったら注文が動く
守り(損切り)は逆指値で作ります。アラートは「気づくため」の補助です。
最後に:アラート設定が分かりやすい口座ほど、初心者は続けやすい
口座によって、アラートの設定画面が分かりやすい/分かりにくいがあります。
通知が使いやすい口座ほど、張り付きが減って焦りが減り、結果的にミスが減ります。