FXのスワップで損する理由|付く/取られる条件と持ち越しの注意点(初心者向け)

FXのスワップで損する理由|付く/取られる条件と持ち越しの注意点(初心者向け)

スワップは通貨間の金利差を元に日々発生する損益で、受け取れる場合も支払う場合もある。初心者は「プラススワップ=得」と思い込みやすいが、為替変動・スプレッド・維持率・付与タイミングの影響で損することがある。スワップの基本、損する典型パターン、持ち越し時の確認ポイント、無理のない考え方を整理する。

スワップで損する人の共通点|持ち越しで迷うパターン集

スワップは“おまけ”ではない。仕組みを知らないと損しやすい

スワップは「持っているだけで増える」と聞くことがあります。

でも実際は、条件を知らないと損しやすいです。

  • スワップがプラスのはずなのに、トータルで損している
  • 気づいたらスワップがマイナスになっている
  • 水曜日あたりで急に増減して驚く

結論:スワップは「受け取れる/支払う」の両方があります。さらに、為替変動とコストの方が影響が大きい場面も多いので、まずは損するパターンを知っておくのが安全です。

スワップとは?(まずは超要点)

スワップは、通貨の金利差を元に日々発生する損益です。

ケース起きることイメージ
金利の高い通貨を買う(低い通貨を売る)スワップを受け取れることが多い日々プラスが積み上がる可能性
金利の高い通貨を売る(低い通貨を買う)スワップを支払うことが多い日々マイナスが積み上がる可能性

注意:「どっちが必ずプラス」とは言い切れません。口座や時期で変わります。

スワップで損する人の共通点(まずここだけ)

  • 「プラススワップ=得」と決めつけている
  • 為替の値動きリスクを軽く見ている
  • スプレッドやコストを見ていない
  • 付与タイミング(いつ付くか)を知らない
  • 維持率が下がるまで放置している

スワップよりも、為替変動とコストの方が大きい場面が多いです。ここを逆にすると損しやすいです。

損するパターン①:スワップより為替の逆行が大きい

スワップは日々の積み上げですが、為替は一日で大きく動きます。

  • スワップで少し増える
  • 為替が逆に動いて大きく減る
  • 結局トータルでマイナス

「持っていれば増える」と思って放置すると、値動きで大きく崩れることがあります。

損するパターン②:スプレッド・手数料でスワップが消える

取引コスト(スプレッド)は、最初に必ず発生します。

スワップのプラスが小さいと、コストを回収するまで時間がかかります。

目安の考え方:
「スプレッド分を、スワップで取り戻すのに何日かかるか」を見ます。長すぎるなら、スワップ目的で持つ意味は薄くなります。

損するパターン③:買いはプラスのはずが、実はマイナスだった

スワップは市場状況で変わります。

また、口座ごとにスワップ条件も違います。

  • 以前はプラスだったのに、いつの間にか減っている
  • 同じ通貨ペアでも口座で違う
  • 買いと売りで差が大きい

対策:「今のスワップ」を定期的に確認します。昔の情報をそのまま信じない方が安全です。

損するパターン④:付与タイミングを知らずに驚く(特に水曜)

スワップは付与のタイミングが独特です。口座によっては、ある曜日にまとめて付くことがあります。

  • 急に増えた(または減った)ように見える
  • 決済タイミングで付かずに損した気がする

「いつ付くか」「決済したらどうなるか」は口座で違うので、最初に確認しておくと混乱が減ります。

損するパターン⑤:維持率が下がってロスカットに近づく

持ち越しは、ポジションを長く持つことになります。

その間に逆行すると、維持率が下がってロスカットに近づきます。

  • 少しずつ含み損が増える
  • 維持率が下がる
  • 焦って対応が遅れる

スワップ目的でも、維持率のチェックは必須です。スワップより先に、口座が危なくなることがあります。

持ち越す前のチェックリスト(最低限これだけ)

  • いまのスワップ(買い/売り)を確認した
  • スプレッドが広がりやすい時間帯ではない
  • 維持率に余裕がある
  • 逆指値(または撤退基準)がある
  • 付与タイミング(いつ付くか)を理解している

これが揃っていないと、スワップが“目的”ではなく“言い訳”になりやすいです。

最後に:スワップ表示とルールが分かりやすい口座だと迷いが減る

スワップで困るのは、情報が見つけにくい口座です。

買い/売りのスワップ、付与タイミング、注意事項が見やすいと、判断が速くなります。

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