キャンペーン達成で“得したつもり”が、コストで相殺されることがある
キャンペーン条件を満たすために取引回数を増やすと、実質コストが積み上がります。
その中心がスプレッドです。スプレッドは見えにくいですが、回数を増やすほど確実に増えます。
結論:キャンペーン達成中は「スプレッドが広がる瞬間を避ける」だけで、無駄な損を減らせます。
スプレッド負けが起きる仕組み(まずここだけ)
スプレッドは、買値と売値の差です。
取引するたびに、この差を埋めるところからスタートするため、回数を増やすとコストが積み上がります。
| 行動 | 起きること | 結果 |
| 取引回数を増やす | スプレッドが毎回かかる | 小さな損が積み上がる |
| スプレッドが広い時間帯に取引 | 同じ回数でもコストが増える | キャンペーン額を食う |
キャンペーン目的の取引は、利益を狙うより「コストを減らす」方が重要になりやすいです。
スプレッドが広がりやすいタイミング(避けるだけで効く)
- 早朝など流動性が薄い時間帯
- 週明け(窓が開きやすい)
- 重要指標の前後(数分〜数十分)
- 突発ニュースが出た直後
- メンテ直前・直後
考え方:「いつもより値が飛びやすい時間」はスプレッドも広がりやすいので、キャンペーン目的の回数稼ぎには向きません。
損しやすい典型例(キャンペーン額よりコストが増えるパターン)
| 典型例 | なぜ損しやすい? | 避け方 |
| 締切前日に回数をまとめて稼ぐ | 焦りで成行が増え、コストも増える | 期限の数日前に終える |
| 指標前後に回数稼ぎ | スプレッド拡大+滑りが起きやすい | 指標時間は触らない |
| 流動性が薄い時間に連打 | 普段より広いスプレッドが積み上がる | 触る時間帯を固定する |
| “取引回数だけ”を目的に連打 | 毎回コストがかかり損が増える | 回数条件が軽い口座を選ぶ |
キャンペーンは「達成できるか」だけでなく「達成して損してないか」まで見るのが現実的です。
避けるタイミングの決め方(初心者の現実ルール)
判断が難しい場合は、次のルールで十分です。
- 指標カレンダーで重要指標の時間帯は避ける
- 早朝の取引は避ける(流動性が薄い)
- 週明け直後は避ける(急変しやすい)
- 触る時間帯を固定する(毎回同じ時間)
細かい最適化より、「危険な時間を避ける」方が効果が大きいです。
成行を多用するとコストが増えやすい(回数稼ぎとの相性が悪い)
回数を稼ぐとき、成行は便利ですが、次の理由でコストが増えやすいです。
- スプレッド拡大時に不利な価格で約定しやすい
- 滑り(スリッページ)が起きると想定より不利になる
回数稼ぎで成行を連打するほど、想定外のコストが増えやすくなります。
“キャンペーン達成中の運用ルール”テンプレ
- 期限の2〜3日前に終える
- 指標前後は触らない
- 早朝・週明け直後は避ける
- 触る時間帯を固定する
- 成行連打をしない(焦りでミスが増える)
このルールを守るだけで、キャンペーン目的の余計な損が減ります。
最後に:キャンペーン目的の取引は“条件が軽い口座”を選ぶほど得しやすい
回数条件が重いほど、スプレッド負けが積み上がりやすいです。
初心者は「条件が軽くて取りこぼしが少ない」口座を選ぶ方が、結果的に得になることがあります。