注文・決済・損切りで迷わないための整理
FXで不安が大きくなりやすいのは、注文ボタンを押す瞬間です。
成行と指値の違い、逆指値(損切り)、注文が通らない、約定しない、スプレッドが広い。
ここは「知識」よりも、最初に決める型があるかどうかで結果が変わります。
このカテゴリの目的:注文の種類を“使える形”で整理して、事故が起きやすい場面を先に避けられるようにします。
最初に固定する「注文の型」
最初は難しいことを増やさず、次の型だけ固定すると迷いが減ります。
- 新規:成行 or 指値(どちらかに絞る)
- 損切り:逆指値を必ず入れる(入れ方を固定)
- 利確:最初は「決済方法を1つ」覚える(成行決済 or 指値決済)
ポイント:最初に「逃げ道(逆指値)」を入れると、判断が落ち着きます。
状況別:原因の切り分け早見表
| 状況 | まず確認すること | このカテゴリ内の対応記事 |
| 初回取引の流れが分からない | 新規→決済→損切りの順番、どこで何を入れるか | 初回取引の流れ/逆指値の入れ方 |
| 成行と指値の違いで迷う | すぐ入る vs 価格指定、滑りやすい時間帯 | 成行と指値の違い |
| 逆指値が入らない | 数量、価格、必要証拠金、注文の有効期限 | 逆指値の入れ方/逆指値が入らない原因 |
| IFOで片方だけ残る | 仕様(条件成立の順番)、決済側の条件設定 | IFOとは/片方だけ残る原因 |
| 約定しない | 取引時間、メンテ、レート停止、指値価格の位置 | 約定しない原因 |
| スプレッドが急に広い | 時間帯、指標、薄い時間、週明け | スプレッドが広い理由 |
迷ったら「状況→確認→対応記事」で、順番に切り分けてください。
成行・指値・逆指値:ここだけ押さえる
成行(すぐに成立しやすい)
- 今の価格で注文を出す
- 相場が動いていると、価格が少しズレることがある(スリッページ)
指値(価格を指定する)
- 指定した価格に到達したら成立
- 到達しなければ成立しない(待つ注文)
逆指値(損切りのための注文)
- 不利な方向に動いたときに、損失を限定するために使う
- 最初に入れておくと「判断の焦り」が減る
最初のおすすめ:新規(成行か指値)+逆指値(損切り)をセットで覚える。
逆指値が入らない時に多い原因
- 数量(lot)が大きい:必要証拠金が足りない
- 価格の指定が不適切:現在レートに近すぎる/遠すぎるなど
- 有効期限:当日だけの設定で消えてしまう
- 注文の種類:どの画面で入れるか(新規と決済で入口が違う)
「入らない」は、ほとんどが数量・価格・期限のどれかです。順番に見れば解決できます。
OCO/IFD/IFOは「目的」で覚えると混乱しない
| 注文 | 何をしたい時に使う? | 初心者の最初の使い所 |
| OCO | 利確と損切りを別々に出して、片方が成立したらもう片方を消す | 「上で利確・下で損切り」を同時に置く |
| IFD | 新規が成立したら、決済注文を自動で出す | 新規→利確(または損切り)を自動化 |
| IFO | 新規+利確+損切りをまとめて入れる | 最初から“出口”を決めてから入る |
最初のおすすめ:慣れるまでは「IFOだけ覚える」でも十分です(利確と損切りを同時に入れられる)。
事故が起きやすい場面(先に避けるだけでいい)
- 指標発表前後:スプレッドが広がりやすく、滑りやすい
- 薄い時間:急に値が飛ぶことがある
- 週明け:開始直後は条件が普段と違うことがある
「うまく避ける」のではなく、触らない時間を決める方が結果が安定します。
このカテゴリの記事一覧(20)
- 初回取引の流れ|注文→決済まで迷わない
- 成行と指値の違い|事故が減る使い分け
- 逆指値(損切り)の入れ方|最初に固定する型
- 逆指値が入らない原因|数量/価格/有効期限
- OCOとは?|同時注文でミスを減らす
- IFDとは?|新規→決済を自動化する基本
- IFOとは?|利確と損切りを同時に入れる
- IFOで片方だけ残る原因|仕様と回避
- 分割決済のやり方|半分利確の型
- トレーリングストップ入門|伸びたら追う設定
- 有効期限で迷う例|消える理由
- 滑る(スリッページ)原因|避けるタイミング
- 約定しない時の原因|時間/メンテ/レート停止
- スプレッドが急に広い|時間帯と対策
- lotの決め方|必要資金とリスク
- レバレッジ設定の考え方|破綻しない前提
- 証拠金維持率の見方|危険ライン
- ロスカットの仕組み|発動条件と回避
- スワップで損するパターン|持ち越しの注意
- 日をまたぐと何が起きる?|金利・評価・証拠金
注文は「覚える」より「型を固定」した方が、ミスが減って続けやすくなります。
最後に:口座を1社に絞って進める
注文まわりの不安が整理できると、口座選びも決めやすくなります。